古代は輝いていた I、II、 III
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古田武彦
始めの数字は、目次です。【頁】【目 次】
i はしがきーー復刊にあたって
v はじめに
文献にみる倭人の初源 縄文期の日本列島 稲の渡来
周公の証言 縄文文明の再発見
エストラダ・エバンズ学説 ・考古学界の宿痾 わたしの仮説
虚構の造作説 天の沼矛
「天降る」の意義 「天孫降臨」の意義 「天孫降臨」の神勅と稲
「国ゆずり」の深義 筑紫の現地伝承
天照大御神の原産地 対馬の現地伝承 宣長のあやまち
万人周知の神話 出雲から筑紫へ 神話の伝播
造作は弥生にあった 出世神 沖の島
スサノオの出生地 「三種の神器」の史料批判 大国主神の出身地
神は死んだ 流された太陽神 不幸な舟 八岐の大蛇
蛇神信仰 果して「竜」か 関東の統一神 もう一つの神話
フジの神の本源の姿 白山をめぐる世界 出雲の統一神 神魂命
楯部 大穴持命の登場 越、征伐譚 イザナミの時 出雲と越
多婆那国と脱解王 瓠公 新羅における倭人の活躍
啓蒙主義史観を超えて 草創期の新羅
延烏郎・細烏女 すぐれた史料価値
正しい解読 印文のルール 三宅説の背景 「例外」の論証
倭国の金石文 わたしの仮説 残された問題 倭国の文字受容史
倭人伝の扉 倭国前史論 異面の人 冒頭の暗示
「古」とはいつか
里程の謎 夷蛮伝の里程 韓地の里程 道里の論証
『三国志』の里程 『三国志』以外の短里 短里の微差調整
『周髀算経』の短里 短里の淵源 周朝の短里の廃止 短里の復活
歴史の皮肉 短里の再廃棄 二つの序文 部分里程と総里程
周旋問題 さまざまの算出法 水行と陸行
首都のありか もう一つの卑弥乎 其の北岸 朴堤上説話の証言
国名の探究 国名の意義 「ヤマ」の意味 「ヤマ」の物語 宮室
倭人伝の諸物 矛 絹 勾玉 鏡 王仲殊論文をめぐって
鉄 冢 狗邪韓国の秘密 『三国史記』の証言 伊都国の秘密
二人の王 あやまられた伊都国王墓 王家の谷の宝器 広矛の問題
大国主命と金属器
卑弥呼の秘密 記紀と卑弥呼
日本側文献に現われた卑弥呼 天照大神の時代 巨大年代
卑弥呼の実像
大人と下戸 階層分化 奴碑
二倍年暦 張氏の反論 二倍年暦の下限
319 第一 「時の位くらい」論
322 第二 漢音と呉音論
324 第三 「安倍家文書」の真実 -- 秋田孝季、再論
※本書は『『風土記』にいた卑弥呼 -- 古代は輝いていた I』(朝日文庫、一九八八年)を底本とし、「はしがき」と「日本の生きた歴史(十九)」を新たに加えたものである。なお、本文中に出てくる参照ぺージには適宜修正を加えた
古田武彦・古代史コレクション19
著 者 古 田 武 彦
発 行 者 杉 田 啓 三
印 刷 者 江 戸 宏 介
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発 行 所 株式会社 ミネルヴァ書房
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@ 古田武彦, 2014 共同印刷工業・兼文堂
ISBN 978-4-623-06666-7
Printed in Japan
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