幾星霜
(雑誌案内)
幾山河
(電子書籍)
 
    新・古代学
市民の古代
目次集案内
なかった!
市民の古代
第1集
第2集
第3集
第4集
第5集
第6集
第7集
第8集
第9集
第10集
第11集
第12集
第13集
第14集
第15集
第16集
以後、計画はありません
 
 

第6集

市民の古代 古田武彦とともに

大化改新と九州王朝 古田武彦

古田武彦講演記録

三角縁神獣鏡について 織田重治

好太王碑論争の決着 藤田友治

古田論証との出会い 中小路駿逸

 

1984年 第6集

【目 次】
〔古田武彦講演録〕
001 大化改新と九州王朝 古田武彦
はじめに/邪馬壱国・九州王朝説とは/律令体制/律令とは何か/三国史記の史料性格/律令を作った東アジア諸国/磐井の「反乱」/九州年号の開始の問題/那須国造碑について/那須国造碑の謎/郡評論争/郡評論争の真の決着とは/評の制度の淵源/筑紫都督府の実在性/庚午年籍問題/大化改新疑惑説/天皇家一元主義史観の破産
・「大化改新と九州王朝」レジュメ 踰
一、倭の五王=筑紫の君(九州王朝)の立証/二、九州年号の大義名分/三、磐井律令の成立/四、九州年号の開始/五、「評の隠蔽」問題〈その一〉/六、「評の隠蔽」問題〈その二〉/七、評制の歴史/八、日本列島における都督/九、「甲午年籍」の問題性/十二つの仮説

〔研究論文〕
042 三角縁神獣鏡について 織田重治
第一章 王論文の示すもの/第二章 篠山(伝)よせわ出土三角縁神獣鏡のこと/第三章 鏡作神社遺存の外区欠除の鏡について
052 好太王碑論争の決着 中国側現地調査・王論文の意義と古田説について 藤田友治
一、最近の中国側現地調査からの研究成果/二、王論文と従来説の比較/三、好太王碑論争の決着と今後の課題/四、好太王碑研究の今後の課題
063 神功皇后と鉄−そして九州王朝 柴田弘武
はじめに/息長氏/天日矛と鉄/息長氏と鉄/神功紀に見える鉄の影/四村の漢人の始祖
082 允恭〜継体間の大和朝廷 山田武雄
はじめに/一、二倍歴/二、允恭治世の水増し/三、常養宮中/四、「根無子」の矛盾/五、「避乱於斯年諭数紀」/六、修飾された仁賢記/七、武烈暴虐は書紀の作文/八、「時弟姫随母以在近江坂田」/おわりに
096 倭王武の和名とその系譜
使持節都督・倭・新羅任那・加羅・秦韓・慕韓・六国諸軍事安東大将軍倭王の終焉 草川英昭
一、はじめに/二、九州年号と武王/三、九州年号から見た武王とその系譜の人々/四、「磐井の反乱」の実態/五、武の倭名は日十大王/六、あとがき

●古田説との出会い
109 古田論証との出合い 中小路駿逸
はじめに/一/二/三/四/五/おわりに
119 古田武彦『多元的古代の成立』『邪馬一国の挑戦』
       −在野精神−過激なまでの学的情熱の発露 鷲田小弥太
《知的訓練として読む》/モノと名前/古代史の実像へ至る道

●古代を読む
123 襲国偽僣考を読む 平野雅曠
 付 鶴峯戊申略歴
132 『秀真紀』覚え書き 原田 実
《まえがき》/「秀真紀」の内容
137 九州王朝の落日 前田博司
・太宰府典筑紫史益への詔について
・「九州年号」における白鳳以後について
    付 ・令制雅楽寮に記す「筑紫諸懸舞について」
  ・山口県内の文献に見える逸年号

●ひろば
156 『隋書』とその周辺 岸本・田坂・古田三氏の所説に寄せて 千歳竜彦
一/二/三

●古代史の旅
160 若狭・丹後・但馬に参加して 松尾計一
164 初秋の吉備路、遺跡めぐりの旅 広野千代子

[10 参  考]
1 出版経緯
(1) 再刊
『合本市民の古代』第二巻(第5〜7集)として発刊
・発刊日:1988年(昭和63年)11月30日
・出版社:新泉社

新古代学の扉 インターネット事務局 E-mailは、ここから
トップページ