2006年 4月15日

古田史学会報

73号

「万世一系」の史料批判
 古田武彦

呪符の証言
 林 俊彦

和田家文書による
『天皇記』『国記』
及び日本の古代史考察3
 藤本光幸

4私考・彦島物語II
國譲り(後編)
 西井健一郎

5記神武東征の謎を追うI
神武吉野侵攻は
「天孫降臨神話」
の盗用だった
 正木 裕

馬門(まかど)
 古川清久

7洛外洛中日記
『北斗抄』
 古賀達也

8読者からの便り
佐賀の「中央」碑
 西村俊一
 事務局便り

 

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古田史学会報73号 2006年 4月12日

読者からの便り

佐賀の「中央」碑

さいたま市 西村俊一さん


読者からの便り佐賀の「中央」碑 さいたま市 西村俊一さん
 前略 毎度機関誌をご恵贈にあずかり誠にありがとうございます。
 さて、今回学兄が紹介されている佐賀県の「中央」碑の件ですが、私の実家(佐賀県藤津郡塩田町)の前の畑の角にも、幼少の頃からあり、馴染みのものです。現在も残っていますが、畑の石垣を積み替えたとき、畑の所有者の池田家が新しい碑に代えました。
 しかし、縦五〇センチメートル横二五センチメートルほどの小さい石碑で、東北町のそれの様に巨石ではありません。この地方は、大和朝廷成立後も島原・松浦と組んで壱岐・対馬を奪う反乱を企てたこともあるところで、鬼の面でも有名です。ご参考まで。草々

連絡:この読者からの便りは、会報72号へ転記掲載


事務局便り

▼二〇〇五年度賛助会員(封筒宛名シールの会員番号の後に05Yとある方)には『古代に真実を求めて』9集を本号と共に送付しました。まだ届いていない賛助会員がおられたら、事務局までご連絡下さい。
▼新年度になりました。二〇〇六年度会費のお支払いをお願いいたします。既にお支払いいただいている方には振込用紙を同封していません。
▼本号も力作が寄せられました。正木さんは初登場。古川さんは「船越」会報七〇号に続いて二作目。林さんは古田学派として木簡研究の先駆。いずれも今後の展開が楽しみです。
▼六月には大阪で会員総会を開催します。総会では事務局次長ポスト新設の提案を検討しています。総会に先だって、会員による講演を企画中。多くの方のご来場をお願いします。
▼五月には古田先生編集の新雑誌『なかった─真実の歴史学─』(ミネルヴァ書房)が創刊されます。楽しみです。次号で詳しくご紹介できると思います。
▼会報への投稿もよろしく。koga


 これは会報の公開です。史料批判は、『新・古代学』(新泉社)・『古代に真実を求めて』(明石書店)が適当です。

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