幾山河

古田武彦講演会

『「邪馬台国」はなかった』の衝撃から、２７年。
いま、古代史像はどう変わったのか。

古田武彦の古代史再発見第３回

独創古代 -- 未来への視点

第２版１０月１日改訂

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旧来の「一元史観」は、数多くの豊かなイメージをはばんできた。
しかし人々は“はばまれている”ことに気づかなかった。今、独創の世紀を前にした日本、そのための一時的混乱と低迷の中にいる日本、そこから抜け出すために不可欠のもの、それは「真実へのとらわれぬ目」だ。韓国・中国・太平洋とのかかわりにおいて、日本の新たな古代史像をしめしたい。

　これは、１９９８年１０月４日（日）、大阪府豊中市立生活情報センター「くらしかん」で行われた２１世紀市民セミナーでの講演です。
　 印刷は「普通紙」で印刷すれば、一番見やすいように調整しています。
　また編者のミスで、「青海原ふりさけみれば春日なる・・・」の部分が１ページ分抜けておりました。それで１０月１日改訂いたしました。