古賀事務局長の洛中洛外日記
第141話 2007/09/01

万葉文化館訪問

 今日はヴィッツを借りて、奈良県明日香村までドライブしました。自宅から徒歩2分の所にあるトヨタレンタカーは大変重宝しています。
 飛鳥資料館や石舞台古墳などあちこち廻ってきましたが、中でも万葉文化館はとても気に入りました。冨本銭が出土した飛鳥池工房遺跡の上に立てられた同館はとても美しい建物で、古代関係の展示の他、日本画(今野忠一日本画展など)も素晴らしいものでした。奈良県もなかなか良い仕事をしたものだと感心しました。入館料600円+駐車料500円も、見終わった後は高いとは思いませんでした。
 また、地下の劇場では「柿本人麻呂」をテーマに人形と映像による万葉劇場が上演されており、これも定説による解説とは言え、人麻呂と『万葉集』がますます好きになりました。新たな研究の芽生えとなるような体験でした。
 喫茶店も落ち着いた雰囲気で景色も抜群。また行ってみたいと思いました。古田先生も人麻呂の歌に関しての新発見が続いておられるようで、このことも紹介したいのですが、古田先生が公式に発表されるまで口止めされています。あしからず。
 お天気にも恵まれ、とても素敵な一日でした。次は、琵琶湖に行ってみようと思っています。「岩走る淡海」の国です。


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制作 古田史学の会