中村幸雄論集 目次と論文初出一覧


目次

天 智 新 王 朝 論

誤読されていた日本書紀
 ─天皇の神格性の意味、及びその発生消滅に関する考察─ 9
はじめに/一 天皇の神格性の意味 /二 天命=天壌無窮の神勅/三 皇祖大兄/四 天皇の神格性の消滅 /付記

万葉集「ヤマト」考 28
はじめに/ヤマトの表記/結語/追記

既知歴史史料の再検討の必要性を論ず 52

百人一首と日本古代史 56

「辛酉革命説」 私説 58


九 州 王 朝 論

大和朝廷の成立と薩摩及び薩南諸島の帰属 62
はじめに/薩摩、及び、薩南諸島の帰属に関する誤った通説/結語/追加

九州王朝の滅亡と『日本書紀』の成立 ─朝鮮半島記事の取扱いについて─ 78
問題の提起─『記・紀』の矛盾について/「隼人の反乱」=「九州王朝の滅亡」の発見/現・鹿児島県地域の大和朝廷への帰属時期 I/筑紫の大和朝廷帰属の時期と理由/現・鹿児島県地域の大和朝廷への帰属時期II/九州王朝の状況と『記・紀』の記事の変化/結語

『日本書紀』に存在する九州王朝証明記事 96

天武五年「外国人登用令」から、十三年「八色の姓」へ 99

九 州 年 号 論
宇治橋に関する考察  102
はじめに/宇治橋に関する基本史料/「断碑」出土後の学説の推移 /「断碑」出土後の学説の推移/「断碑」観察記 /宇治橋碑の性格と成立/伊勢神宮文書に於ける九州年号「大化」/宇治橋史料の新解釈/結語

〔紙上論争〕二中歴年代歴  122
二中歴年代歴の誤読について/「二中歴年代歴」に関し、丸山・千歳氏に答える/丸山晋司様へ

九州年号論争に対する提言  130


諸  論
『記紀』神代紀の構造を解く─「天命」の史観と「貴種六世」─ 132
はじめに/「神代紀」の構造/「神代紀」を鵜呑みする学説─安本美典説批判/「神代紀」の構造を解く I 「『記紀』」成立の背景/「神代紀」の構造を解くII「天神七代」について/「神代紀」の構造を解く III「地神五代」について/「貴種六世」の用例/「貴種六世」の根拠/結語

新「大化改新」論争の提唱─『日本書紀』の年代造作について─  151
はじめに─問題の提起/『日本書紀』推古紀の年代造作記事/「大化改新」郡評論争について/年号「大化」の疑問-九州年号説の紹介/「大化改新」の問題点/孝徳紀、 大化年間の問題点/「薄葬令」について/私見、「大化」諸詔の制定年代の仮説/「大化=六九八〜七〇〇年」の仮説による、大化の諸詔の解釈/結語─大化の諸詔の年代が造作された理由

「仏教伝来の真実」 ─『日本霊異記』の証言─  175

太宰府雑感 ─ひそかに生き残った「天」の伝承─  182

草薙剣考  186

「君が代」その後  191

鏡作神社散歩 196


書  評

季刊『邪馬台国』 特集「今、古田武彦説を批判する」を読みて  199

「聖徳太子論争」の盲点について ─「聖化」の理由─  204

継体陵大阪府淀川右岸存在の理由について 208

古田武彦「不改常典」解釈の疑問点 ─『九州王朝の歴史学』を読みて─ 210

『五経正義上表』と『古事記序文』の類似に関しての古田武彦氏説に対する疑問 213  

『万葉集』にみる「星・人対応思想」 217



発表論文初出一覧


天智新王朝論

 題 名 機関誌・会報  号数 発 行 年 月
誤読されていた日本書紀
天皇の神格性の意味、及びその発生消滅に関する考察
市民の古代  七集 一九八五
〈昭和六〇〉年十一月

万葉集「ヤマト」考
市民の古代  八集   一九八六
〈昭和六一〉年十一月
既知歴史史料の再検討の必要性を論ず
        懐風藻序文の意味するもの
市民の古代研究 十一号 一九八五
〈昭和六〇〉年 八月
百人一首と日本古代史
        藤原定家の歴史観
市民の古代研究 十三号 一九八五
〈昭和六〇〉年十二月
「辛酉革命説」私説
      「白村江の戦」年代の謎を解く
市民の古代研究 三一号 一九八九
〈平成一〉年 一月


九州王朝論

 題 名 機関誌・会報  号数 発 行 年 月
大和朝廷の成立と薩摩及び薩南諸島の帰属
南九州史談  五号 一九八九
〈平成一〉年 九月
九州王朝の滅亡と『日本書紀』の成立
     朝鮮半島記事の取扱いについて
市民の古代 十二集 一九九〇
〈平成二〉年十一月
『日本書紀』に存在する九州王朝証明記事
市民の古代研究 四八号 一九九一
〈平成三〉年十二月

天武五年「外国人登用令」から、
            十三年「八色の姓」へ
市民の古代研究 五〇号 一九九二
〈平成四〉年 四月

 

九州年号論

 題 名 機関誌・会報 号数 発行年月
宇治橋に関する考察 市民の古代 一〇集 一九八八
〈昭和六三〉年一〇月
紙上討論「二中歴年代歴」〕
   二中歴年代歴の誤読について
   丸山・千歳氏に答える
   丸山晋司様へ

市民の古代研究


二二号
二四号
二五号


一九八七〈昭和六二〉年 七月
一九八七〈昭和六二〉年十一月
一九八八〈昭和六三〉年 一月
九州年号論争に対する提言 市民の古代研究 二六集 一九八八〈昭和六三〉年 三月

 


諸 論

 題 名 機関誌・会報 号数 発 行 年 月
『記紀』神代紀の構造を解く
   『天命』の史観と『貴種六世』
市民の古代 十三集 一九九一〈平成三〉年十一月
新「大化改新」論争の提唱
  『日本書紀』の年代造作について
新・古代学  三集 一九九八〈平成十〉年 七月
「仏教伝来」の真実
   日本霊異記の証言
市民の古代  五集 一九八三〈昭和五八〉年五月
太宰府雑感
  ひそかに生き残った「天」の伝承
市民の古代研究  五号 一九八四〈昭和五九〉年八・九月
草薙剣考 市民の古代研究

 六号
 八号
一九八四〈昭和五九〉年一〇月
一九八五〈昭和六十〉年 二月
「君が代」その後 市民の古代研究
四一号
四三号

一九九〇〈平成二〉年一〇月
一九九一〈平成三〉年 二月

鏡作神社散歩 市民の古代研究  二号 一九八四〈昭和五九〉年 一月

 

書 評

 題 名 機関誌・会報 号数 発 行 年 月
季刊『邪馬台国』特集
 「今、古田武彦説を批判する」を読みて
市民の古代研究  三号 一九八四〈昭和五九〉年三月

「聖徳太子論争」の盲点について
         「聖化」の理由

市民の古代研究 三七号 一九九〇〈平成二〉年 一月
継体陵大阪府淀川右岸存在の理由について
市民の古代研究
三九号 一九九〇〈平成二〉年 五月
古田武彦「不改常典」解釈の疑問点
     『九州王朝の歴史学』を読みて
市民の古代研究 四七号 一九九一〈平成三〉年一〇月
『五経正義上表』と『古事記序文』の
類似に関しての古田武彦氏説に対する疑問
市民の古代研究 五八号 一九九三〈平成五〉年 八月
『万葉集』にみる「星・人対応思想」

九州の古代
 ニュース

三八号 一九九三〈平成五〉年 八月

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